スキンケア用品における合成化学物質と植物由来の危険性を考える話。

こんにちは、成分分析くんです。

今日は
化粧品成分心配症候群💥
について考えたいと思います。

化粧品成分心配症候群とは?
化粧品の成分表を見て横文字の羅列に
なんとなく体に悪い気がしてしまう症候群のこと。
考えすぎて途中から訳が分からなくなってくる模様。
命名:成分分析くん

 

アトピーがひどくなって
肌がボロボロだった時、
この肌にも使って大丈夫なものは何か
ということを考えはじめました。

肌荒れがひどくなったことが
ある方は分かるかもしれないですが、
あかぎれしてたり、肌がボロボロで
肉直通(?)の部分があったりすると
肌フィルターを通さずそのまんま成分全部が体内に
取り込まれる感じがして怖いんですよね。

 

そういうことから、化粧品に使われている成分を
調べるようになったのですが、
怖いことが沢山かかれてるんだぁこれが🏋クソーー
こうして化粧品成分心配症候群に陥った
者に救いはあるのか…

今日はそんなお話です。
興味があれば読んでいただけると嬉しいです🤹サッサッ






合成化学物質の毒性について

合成化学物質の毒性をみんなが意識し始め、
最近は100%天然由来という
商品も珍しくなくなりましたね。

人為的に分子構造を組み替えて
合成した合成化学物質。

自然界にはない物質=体に悪そう
というイメージは沸きますが、
具体的になにが悪いのでしょうか?

例えば、乳液やアイライナー、ファンデーション、
クレンジング剤、シャンプー、トリートメント等、
ジェル系化粧品は水と油が良い塩梅で
合わさることで程よい使用感が生み出されています。

しかし、水と油は本来混ざり合わないもの。
それをどうやって分離せずキープしているのか

それは、
界面活性剤という成分を入れているからなのです。

界面活性剤は、水と油を混ぜ合わせることができます。
天然由来のものと合成物質のものがあり、
化粧品によく使われているのは合成界面活性剤です。
自然界にあるものよりも当然人工の方が機能も安定性も高く、
安く大量に作れるからと言われています。

安くて高性能…

 

合成界面活性剤って優れもの
ジャーーーーーン!
🧖センキューセンキュー

 

とはならないのだ

 

というのも、中には機能が良すぎるあまり害のある
合成界面活性剤もあるのです。

よく耳にするのは、
石油系界面活性剤は洗浄力と残留性が高く
肌に居座り続けることで肌のバリア組織を壊してしまい、
正常なターンオーバーができなくなることで
どんどん肌が乾燥してしまう

ということです。ヒー!ヒエェー!ヒイィィーー😱

 

ただ、合成界面活性剤にはいくつか種類があり、
石油系界面活性剤は主にシャンプーやクレンジング等の
洗い流すことを前提としているものに使われるので、
乳液など肌に塗ったままにするものに関しては
よほどのことがない限り皮膚刺激が弱くアレルギー性の低い
安全な合成界面活性剤しか使われていない
と思います。

 

しかしそのような化粧品でも気を付けたいのは
ぐんぐんしみこむ!という謳い文句で販売されている化粧品です。

界面活性剤は乳化作用(相性の悪いものを組み合わせられる)の他に、浸透作用があります。
この浸透作用を利用したのがしみこむ系化粧品で、
浸透作用を発揮するために大量の界面活性剤が入っています。

肌の油膜(バリア機能)と美容成分という相性の悪いものを界面活性剤を用いて
無理やりひきつけているということです。
言い換えると、油膜を壊して肌の内部に美容成分を浸透させているのです。

安全を確認した上で販売されている成分でも、
バリア機能をこじあけて肌に浸透…というと
ちょっと怖いですね。

これはほんの一例で、
合成化学物質が人体に与える悪影響を検索すると、
内分泌撹乱化学物質(環境ホルモン)を発して
免疫機能を狂わせる事や、
体に蓄積して内臓に障害を起こす等
もっと恐ろしいこともたくさん書かれています。

…🤔
…🤔
……🤔
ただ、これってどこまでが本当なんだ?(急に裏切る)

 

ネットに出ている記事ってソースが
曖昧だから信ぴょう性も低いのか高いのかすら
分からないんです。

美容院のブログでシャンプーにおける
経皮毒を示唆していたらなんとなく信じてしまいますが、
研究者でもない限り、記事を書いている人でさえ
騙されている可能性があります。

そもそも、市場に出ているものはきちんと安全性を
クリアしたから販売できているということですよね。

実際に、
敏感肌用で有名なメーカーの化粧水には
POEメチルグルコシドという合成界面活性剤、
PEG1540という合成ポリマーが入っているし、

皮膚科医監修で有名なメーカーのジェルにも
カルボキシビニルポリマーという合成ポリマー
が入っています。

ただ、中には専門家が監修したものでも
肌が荒れてしまう人もいます。
なぜかというと テストで安全と言われるのは、
皮膚刺激やアレルギー反応が
”ほとんどない”というレベル
だからです。

つまりこれらの合成化学物質による恐ろしい話は、
もともとの肌質や体質によって
大丈夫な人は大丈夫、ダメ人はだめ
この範囲の話のような気がします。

 

でも、後から発がん物質が発見されたり、
後から害が判明するというのは化粧品以外のものだって、
どんなものにも十分あり得ます。

そういったことを考えると
人工的に作りだしたものをなるべく
たくさん体に入れないようにするに
越したことはないと思います。



植物由来の危険性について

先述の話をすれば、
100%植物由来のものに手を伸ばしたくなりますね。
でもここにもいくつかデメリットがあります。
スッ👨‍🔧

 

一つ目は処方されている植物に
アレルギーがあるかもしれない
ということ。

二つ目は、化粧品が原因でアレルギーを
発症するかもしれない
ということです。

 

例えば、アーモンドオイルやダイズ由来脂質、
グレープ・オレンジなどのフルーツ果皮油等は
オーガニック化粧品ではよく見る成分ですが、
日ごろ口にする食べ物でもあります。

 

これらの本来は口から体に入るものが肌から
吸収されることで、
体が異物と判断しアレルギーを発症して
しまうことがあるんです!


🙄!!!!!!

ちなみにこれを経皮感作といいます。

きちんと製品が作られていれば
まず大丈夫だとは思いますが、
過去には小麦由来成分を使った石鹸のせいで
小麦アレルギーを発症してしまうという
事故があり問題になりました。

大丈夫とは思っていても肌バリアが
人より弱いアトピー持ちには
ちょっと不安ですね…。

 

また、気を付けてほしいのは
天然成分と天然(植物・動物)由来成分の違いです。
なんとなく字面が似ていますが、

 

天然成分とは、植物から抽出られるオイルや
エキスなど化学処理をしていないもの。

天然(植物・動物)由来成分とは、天然原料に
高圧処理や溶剤など科学的処理をしたもの。

 

似ているようで実態は全く違います。
処理方法や使用する溶剤に毒性が高ければ
もはやそれは肌に優しいとは言えない…
更に、植物を原料に自然界にないものを
合成することもできます。
それでも植物から作っている限り植物由来と
言えるわけです。
🤾アアアァァァクソォォォ

 

合成化学物質を避けたい、
でも天然由来製品の危険性も
無視できない…
何も使わなければお肌が砂漠に…🐪🐫


どうしたら…
どうしたらいいのーーーー!!!

アアアアァァーーーー🧗サササササ



結局こうなった

悩みに悩んだ成分分析くんは

 

保湿→必要最低限の成分の化粧水やクリーム
美肌→美顔器やスチーム

 

という結論にいたりました。

 

化粧水とか乳液とかに求めるのって
肌のキメを整えたいとかしっとりさせたいとかだし、
そのニーズを満たすためにあれやこれや入れるわけだし、
いっそそれは別のところに求めよう!
という思考です。

 

あと成分が良くて肌が良い感じになる
化粧水とか乳液とかって結局高いから
資金力が続かないざますね…。

そう思って私はかれこれ数年、
超シンプル化粧品+美容グッズ
の生活をしています。

スチームはもうホットタオルとかでも
いいけど美顔器を使うのは
超超超おすすめです!!

エステとか行かなくても
家でたまに適当にやって
肌がもちもちになる!!(私比)

美顔器によっては専用のよくわからん
肌に浸透させる液体を継続購入しなきゃ
いけないタイプがあるんですが、

一回買えば家にあるものだけでずっと
使えるタイプもあるのでび
買うなら断然そっちがおsysyねです!
おススメです!
どうした私…日本語を話そう。

私おすすめの化粧水や美顔器などは
長くなりすぎるので別ページに
まとめようかなと思います。

 

長くなりましたがここまで読んでいただいて
ありがとうございました!🙇‍

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