アトピーをコントロールするコツ/食事と良い病院、悪い病院の見分け方

前回までの記事で
アトピーは軽度の食物アレルギーの可能性が高い。
でも、原因が複雑でダメな食べ物の完全除去が難しいためうまくアトピーをコントロールして症状を軽くしよう
というお話をしました。

今日はアトピーをうまくコントロールするにはどうしたらいいのか?
という私なりのコツを書こうと思います👨‍🎓






自分に合った食生活
(アトピーが出にくい食事)を
探そう

食物アレルギー型アトピーの場合、
できるだけ症状の出ない食生活をすることが
重要になります。

そのためには、
下記の2つの過程が必要になります。

 

①食物アレルギー検査で
ダメそうな食べ物を洗いだそう

陽性の正確さは皮膚テスト>血液検査ですが、
皮膚テストは負担も大きく種類も少ないので、
皮膚テストでできるだけ多くの食物を検査し、
検査しきれない部分は血液検査で補う
のが
おすすめです。

また、肌の状態が良くない方は
無理に皮膚テストをする必要はないので、
まずは血液検査だけでも全然OKです。

皮膚テストってアレルゲンエキスを皮内注射する
のでかゆいわ何本も注射されるわ1度にできる数が
限られるわで結構大変なんですよね。

あとやってる病院が少ない…
もっとたくさんの病院でたくさんの種類の
検査ができるようになればいいんだけどなぁ🧜

血液検査は陽性の精度が高くないですが、
アレルギー検査の目的は食生活の指標とするためなので それでも大丈夫です🙆‍

 

②食事日記をつけよう

検査で出た陽性、陰性と実際症状が出るかは別なので、
検査をもとに食事を変えてみながら
日記をつけて
ください。

書くポイントは

・その日食べたもの
 (めんどくさかったら簡単にで大丈夫)

・かゆくなったか、ならなかったか。
 かゆい場合はどの程度かゆいのか、
 かゆくなった原因と思われることは何か。

・体のコンディション
 (寝不足だったり、生理前だったり等)

 

このあたりに気を付けてください。

今まで食べていたもので怪しいなーと
思うものがあれば、
数日間抜いてみた場合、
数日間食べてみた場合などで比べてみる

と食べていいか悪いか分かりやすいと思います。

ここで注意したいのは、
遅延型アレルギーといって、
症状が後から出てくるものがあるということです。
そのため、除去する場合、検証する場合は数日間の
スパンで観察してください。

また、食物アレルギーを引き起こす大部分の要因はたんぱく質なので、
たんぱく質の高いものはより注意してください。

 

これを続けているうちに、
食べない方が良いもの、食べて大丈夫なものが
なんとなく分かってきます。

※大丈夫と思った食べ物も食べすぎないように
 してください。
 栄養バランスが崩れたり、
 同じものを毎日たくさんとっていることで
 摂取過多になり、その食べ物がアレルギーに
 なってしまうという説もあります。

 

私は血液検査では陰性だけど牛肉といろんな魚が
食べた後にかゆくなる気がして避けるようになりました。
あとは消化力が弱まるからなのか、
体が反応してるのかは不明だけど油分がダメな気がしています。

逆に体のコンデジションや量によっては
症状がでない時もあって、
食べたい…食べたいよおおおおお🙉))アアアアアア
ってなった時は普通に食べます。

あとはもう薬の力を借りる…
観光地っておいしいスイーツがあるから
食べられないのってほんとくやしいですよね🤺クソォォ

ちなみに私は超めんどくさがりなので
日記はこんな感じ↓で超簡単に書いてます。

 

__________________
昼食)
豆腐ハンバーグ(しめじ、鶏肉、とうふ)
あおのりちくわ
ほうれん草
焼きおにぎり
★特になし
____________________



特になし=その日かゆくなったり蕁麻疹が出てない状態

アトピーが出にくい食事のパターンを
つかむことが目的なので、これだけでも大丈夫です。

あんまりギチギチにやるとノイローゼに
なってしまうので、無理のない範囲で
続けてみてください!



自分に合った薬を探そう

自分に合った食生活をしていても、
アレルギーのある食べ物が多い場合、
除去しきれずにアトピーが出てしまうと思います。

そこで薬でのコントロールが重要になってきますが、
薬をもらうための病院選びも肝になります。

今までアトピー関連だけで十数箇所の病院に行った私の主観で、
悪い病院と良い病院の特徴をお伝えしようと思います。

※初診時の体験談をもとに書いてます。

 

悪い病院というか悪いお医者さん

※この項目は完全に私の主観です。※

 

【そのいち🙄】

医「今日はどうされましたか👨‍⚕️」
私「アトピーの薬をもらいに…🙋」
医「はいはい👨‍⚕️」問診票チラー
医「アトピーって言うのはねえ
こうでこうでこうするの!
ステロイドっていうのは
なんやかんや!!
ペラペラペラペラ!!👨‍⚕️」

私「ア…アヒィ…ヒヘヘヘェ…🙋))カタカタ」

 

となぜかめっちゃ高圧的にアトピー論がはじまるお医者さん。
何度嫌な思いをしただろうか…

患者主体ではなく医者主体の状況を作る人、
ヒアリングをしないでアトピー論を展開したがる人は ダメです!🙅

この手のお医者さんは治してやろう!みたいな
態度の人が多かったですが、
一辺倒にアトピーはこうしろあーしろ!っていうのは ちょっと違うなと思います。

なぜかというと、人によって原因も症状も様々なゆえに有効な療法もそれぞれ違うので、
アトピーってひとくくりにできないというのと、
どうなりたいのかというのも一人ひとり違うからです。

 

たとえば風邪だったら、熱が下がって症状がなくなるのを望んでいる。 と病院に来た目的はもう明白ですが、
アトピーのように薬では治らない体質の場合、
病院に来る目的が全員一致するとは限りません。

肌は少しくらい荒れてていいから
あんまり強い薬は使いたくない。とか、
アトピーって分からないくらいきれいになりたい!
とか、人によって違うと思います🤔

 

ヒアリングをした上で、
それだと薬をたくさん使うことになるから、
まずはこのくらいで妥協した方がいいかも。
とか、薬が弱すぎると症状を抑えきれなくて辛いから、 もう少し上の薬の方がいいかもしれない。
っていうリードをしてくれるのがベストだなと思います。

それに、根本治療が今の医学ではできないアトピーは、 主体的に自己管理して症状と付き合っていくしかないと思うので
薬ができることはあくまで自分じゃ頑張り切れない部分のサポート かなと思います。

 

経験上の話なので絶対ではないのですが、
個人経営で、診療内容が皮膚科だけまたは
小児科×皮膚科の病院はこういう
お医者さんがなぞに多かったです。
アトピーの患者が多くてテンプレ化しちゃっているのでしょうか。



【そのに🙄】
アトピー歴やお薬手帳を詳しく見ないで
とりあえず良くしてからみたいな
マニュアル戦法で強いステロイドを出してくる病院。

状況を見て強いのをだす、効かないから強くするのは OKだと思いますがとりあえずみたいな感じで出すのは危険です。
運が悪いと帯状疱疹になります。(←わたし🙋)

 

アトピーの治療って、強いステロイドで一旦症状を抑えて、
徐々に薬を弱くしていくっていうマニュアルみたいなものがあるのですが、

普段どのランクのステロイドを使っているかがスタート地点になるのに、
その人にとって強いではなく一般的に強いステロイドを出すのは あんまりアトピーに関する経験や知識がないのかなという印象なので避けた方が無難です。

 

大学病院のような大きい病院に
このタイプが多かったです。

※あくまで私の体験談なので皮膚科と大学病院が絶対ダメというわけではないです



良い病院(どこに通うのがおススメか)

当たり前ですが、
ヒアリングをきっちりしてくれて、
自分にちゃんと向きあってくれるお医者さん

いるところが良い病院です。

私としては、
アレルギー症状として診てくれるので
アレルギー科の受診がおすすめです。

または、美容皮膚科など皮膚科以外にも
診療内容がある病院
がヒアリング力が高い印象です。

親身になってくれるお医者さんに相談しつつ
自分が良いと思う状態をキープできる薬と、
薬の塗る頻度を探してください。

 

私はステロイドと保湿剤をまぜたものが
合っていて、ランクもずっと同じものを
使っています。

保湿剤を混ぜることに否定的なお医者さんも
いますが、ステロイドオンリーはなぜか
あんまり効かないし服もべたべたして
合いませんでした。



まとめ

アトピーをうまくコントロールするには、

 

①食物アレルギー検査をする
②食事日記をつけてダメなだべ物、
 大丈夫な食べ物のパターンをつかむ。
③自分に合う病院を見つけて、
 薬で良い状態を作るサポートする。

 

ということが重要になります。
食事に気を付けていると、
薬を塗る頻度が減ったり、
薬の強さが下がると思います。

いい病院、悪い病院はあくまで私の主観なので、
口コミなどを見て自分に合いそうだなという
病院を探してみてください。



ちなみに…

今の私の現状はこんな感じです。


おでこが乾燥しやすいくらいで
あとは普通。


色素沈着とシワが残ってる…。


わきとひじの内側にちょっと
シワが残ってるけど後は普通。

上半身
背中の色素沈着ときめの粗さが
気になるけど後は普通。

下半身
膝裏の皮膚がちょっと薄くなってるくらい。

 

アトピー肌だなっていうところは、
首、背中、わき、ひじ内側、ひざ裏側です。
でもガサガサになってるんじゃなくて、
つるつるしてるけど、ちりめん皺ぽくきめが
粗くなっていて、
俗にいう皮膚萎縮みたいな感じだと思います。
かなり強いステロイドを大量に出された時に
何も知らずにワッシャーーて塗っていたのと、
脱ステロイドでかなりひどい時期があったのが
いけないんだと思います…。
かなしみ…。

今はガサガサになるんじゃなくて、
プブリコ宮殿
なんやおいプツプツって書こうとしたらなんかでてきたぞ!🙄
中央イタリアのトスカーナ州シエナにある宮殿らしい。

話を戻すと、今は小さなぷつぷつした蕁麻疹が
ひじの内側、首、お腹、背中、足にたまに出るんですが、
蕁麻疹なのでいつのまにかおさまります。

ステロイドはなんかガサついてきたかも?とか
今日かゆいなぁみたいな時に気分で塗ってます。

体感的には私は食物アレルギーが
かなり多い方だと思う…🥳パーーン
食べ物にを気を付けるのは大変ですが
一緒に頑張っていきましょう

 

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